Windows10からUbuntu18.04 LTSにSSH接続する

Ubuntu

今回は、Windows10からUbuntu18.04 LTSにSSH接続するための設定を紹介します。

SSH接続は、他のコンピューター(サーバーなど)に接続し、遠隔操作する場合などに使用される一般的な方法です。

SSHとは
SSHとは「Secure Shell」の略で、ネットワークに接続された機器を遠隔操作し、管理するための手段です。パスワードなどの認証部分を含めネットワーク上の通信がすべて暗号化されるため、安全(Secure)に通信することができます。
では早速SSH接続するための設定を始めましょう。

SSHクライアントのパッケージ確認

Ubuntu18.04 LTSでは、SSHのクライアントソフトがインストールされています。

インストールされているかは、以下のコマンドで確認できます。

dpkg -l | grep ssh
check_openssh-client

openssh-clientという文字があればインストールされています。

SSHサーバーのインストール

openssh-serverはインストールされていませんので、以下のコマンドでインストールします。

sudo apt-get install openssh-server

install_openssh-server

この操作後に追加で 5,316 kB のディスク容量が消費されます。続行しますか? [Y/n]

と表示されたら「y」キーを押して「エンター」を押します。

install_openssh-server1

しばらくするとインストールが完了します。

install_conplete_openssh-server

SSHサーバーのパッケージ確認

SSHクライアントのパッケージ確認で使用したコマンドを再度実行します。

dpkg -l | grep ssh

install_check_openssh-server

openssh-serverが表示されていればインストールされています。

openssh-serverはインストール完了時点で起動します。確認は以下のコマンドでできます。

ps -ax | grep ssh

install_check_openssh-server1

/usr/sbin/sshdと表示されていれば起動しています。

Windows10からUbuntu18.04LTSへSSH接続する

Windows10からUbuntu 18.04 LTSへのSSH接続はTeraTermを使用します。

TeraTermが無い場合は以下からダウンロードできます。

TeraTermを起動します。

「ホスト」にUbuntu PCのIPアドレスを入力し、「サービス」は「SSH」にチェックを入れ、「OK」を押します。

teraterm_new_connecting

「セキュリティ警告」ウィンドウが表示されたら「既存の鍵を新しい鍵で上書きする」にチェックを入れて「続行」を押します。

「既存の鍵を新しい鍵で上書きする」にチェックを入れないと、毎回このウィンドウが表示されます。

teraterm_new_connecting_security_warning

「ユーザー名」と「パスフレーズ」を入力して「OK」を押します。

ssh_authentication

TeraTermでのSSH接続ができました。

complete_teraterm_new_connecting

これでWindows10からUbuntu18.04 LTSにSSH接続するための設定と確認は終了です。

 

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